| 今日、第２１回参議院議員選挙が公示されました。 参議院選挙は、衆議院選挙と異なり、直接政権を選択するという選挙ではないだけに、これからの我が国の進む方向をじっくりと考えて、投票をして貰いたい。憲法６７条で内閣総理大臣は、最終的には衆議院の議決で決める事になっているから、直接政権を選択する選挙ではないという事です。これまでの日本の文化伝統を否定し、個人の権利や欲望のみを図る社会を目指す政党か、文化伝統を尊重し、家族中心の秩序有る社会を維持発展させようとする政党を選択するか、よく考えなければならない。この度の参議院議員選挙の関心が年金問題に集中しているが、これは、社会保険庁のあまりの杜撰さに国民は怒りを爆発させているのであって、自民党が悪いとか安倍総理の責任である。と言うのは、即断過ぎるのではないか。現代社会に蔓延しつつある責任感や使命感､思いやりの心の喪失こそ問題にし、心配すべきではないか、北海道での牛肉の食品偽装表示事件、自治体の税金計算間違い、保険会社の詐欺まがいの保険金不払い、その上に社会的に影響があるいろいろな犯罪が多すぎる。こうした日本の傾向を心から心配した安倍内閣は「美しい国」作りを提唱して勤勉、正直、謙虚、無私、美徳ある日本社会を目指しているのであって、年金問題だけで感情に走り政治を判断しては、取り返しの付かない事になっては困ると心配しています。 年金問題は大切ですが、制度の切り替えや年金額の変更、生活状況の変化等雑多な要件が重なり合って処理しきれていないものが多々ある。と聞いております。安倍内閣はこれを解決するため、社会保険庁改革法を成立させ、第三者委員会を設置しました。これで、最後の一人に至るまで全て記録をチェックし、保険料を真面目に払った人に正しく年金を支払います。と確約しています。冷静で正しい判断を願っております。 |