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永田町通信
(H14・1・28)
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今、日本の政治で重要なことは、新しい日本の国家造りにどう立ち向かうか?重要な1年となりそうですが、まずはその基礎を固めなければなりません。小泉政権の目指す「聖域なき構造改革」は、日本の明るい国家づくりの基礎となると思われます。行き詰まった感の強い日本の政治・経済・教育・文化等々を打開するために、政治への国民の信頼を得て、「改革を断行する」として頑張っている小泉内閣には大いに期待しており、協力もして参りたいと思っております。
 ただ、今国会から本格的に論戦となる構造改革と景気回復をどう両立させるか、真価はこれからです!正すべき所は正し、真に国民のためになる改革を実現しなければなりません。
 まず経済再生を図るには、構造改革を推進すると共に、デフレスパイラルの解消を図らなければなりません。それには第一に企業・金融機関が抱える不良債権の最終処理を進め、過剰債務体質を解消し、金融システムの安定を確保する事が先決です。規制改革や特殊法人等改革をスピードを持って進め、民間活力の発揮される環境を図らなければならないと思われます。
 ただ長期債務残高が14年末で693兆円にもなる財政状況に対し、国・地方を通ずる財政構造改革を行い、少子高齢社会に備えた財政の対応力を確保していかなければ、明るい展望が開けない、とも考えております。幸い私も、財務金融委員会の筆頭理事として、金融システムや財政の安定化に協力できる立場に就任しましたので、現実を踏まえた経済の活性化、金融の適正化安定に努力して参ります。4月にはペイオフも控えております。目の離せない金融元年に、微力ではありますが邁進したいと思います。今後もご指導宜しくお願いいたします。


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