=*=*=*=*=*=*=*=
永田町通信
(H13・7・16)
=*=*=*=*=*=*=*=

 

 参議院選挙に突入しました。自民党にとっては、2ヶ月前までの状況を考えれば、全く正反対の状況下で選挙を行うことは誰も予想はつかなかったと思います。小泉内閣の「骨太の方針」も打ち出され、改革への第一歩が踏み出されました。就任以来、高い支持率を背景に改革案を次々とぶち上げ、国民に議論を提起しています。ただ、人気の後ろに見え隠れする将来の日本像は本当に国民の期待する理想像になるのか?しっかりと考える必要があります。小泉改革とは何か?簡単に解説しますと、「基本的には市場の調節に任せる」という事です。民営化して市場に任せれば何でもうまくいく!民営化は本当に魔法の杖なのか?しっかりと議論する必要がある。民間では出来ないサービスだから公的セクターがやらないといけない事業もたくさん有ります。官僚の組織維持のための特殊法人は断固改革するべきだが、ナショナルミニマムとしての特殊法人は続ける必要がある。この辺りの議論が今後参議院選後に出てくると予想されますが、変化の激しい世界政治に対応し、外国からの様々な要請に応えるためには、小泉内閣を支える自由民主党が安定政権をとって、国民に開かれた場での論議が必要となります。今回の参議院選挙はこれらの改革への試金石であるといえましょう!


永田町通信に戻る
トップに戻る

略i-mode用ページ
yamasyun@nifty.com