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永田町通信
(H13・4・9)
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自民党総裁選挙決まる 4月4日森総裁は古賀幹事長と後継総裁を選ぶ総裁選について協議した。4月10日には全国幹事長会議を開き、選挙実施方法を伝える方針であるが、総裁任期途中での後継総裁を選ぶ選挙については党則に規定がない。森総裁は5月6日正式に「新しい政治体制が必要。退陣を決意した」と退陣表明を述べた。これにより総裁が欠けた場合として党則6条2項の規定で「総裁が任期途中に欠けた場合は、その後任は党大会に代わる両議員総会において選任することが出来る。その際の選挙人は両院議員及び都道府県支部連合会代表1名によるものとする」とあるため。今回は各都道府県支部連合会の持ち票を1票から3票に増やし、党員の意見を少しでも多く汲み上げる方法を取ったため衆参両院の議員346票と地方票141票の計487票で投票が4月24日に行われ、連休前には新総裁が決定することになった。 次の総裁の任期は現総裁の残り任期である9月末までとなるとの考え方を古賀幹事長が報告しており、参議院選挙後までの暫定となる。このような中で、総裁選に立候補が噂される報道は、派閥を優先させたパワーバランスの中での議論が多く、これでは党内改革にならない。国民が求める改革は、国政に明確な指針を示し、政権に確かな信念と見識を持って実行できる人を求めているのであり、自民党の中にはそれに応えうる人材が豊富である。今回の総裁選に望むにあたってそういう人物を選びたいと思う。


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