先日、自由民主党大会が開かれ、その席で森総裁は「党新生のため、第１になすべきことは、現在、党本部で進めております政治倫理の確立、若手の人材登用を図ること等、清新にして開かれた政党を目指した党改革に全力を挙げることであります。第２に、本年秋に予定されている総裁選挙を、幅広い意思を反映し得るような形で繰り上げて実施することであります。」と述べ、解党的な出直しを高々と宣言いたしました。現下の我が国経済情勢は政治の不安定な状態が大きく影響し、株価の低迷や経済のデフレ状態を招いていると考えられることから、打開策の第一歩として早急な開かれた形での総裁選の実施が必要であると思われます。若く大きな力の胎動が自民党若手の政治家の中から聞こえてきています。日本経済を牽引する責任政党としての自由民主党が生まれ変わらなければなりません。斬新な政策、スピーディーで分かり易い政策決定など我々の力を発揮しなければならない場所が多くあります。日本銀行が金融の量的緩和策を実施し、金融機関から手形を買い取る金融調節を行うなど構造改革への環境も整ってきました。改革を実行する力を我々が責任を持って発揮していきたいと思います。この事を自覚して我々は行動して行きます。