21世紀の新しい年を迎えて、我が国の政治に期待を寄せられる皆様方に、 永田町通信を通じて、今年も新しい情報をお伝えしていきたいと思います。どうぞよろしくお願い申しあげます。
ご承知のように、1月6日から省庁再編により1府12省庁の国の体制が発足しました。これに伴い今月末に召集される通常国会から衆参両院の常任委員会もこれに合わせて編成されます。衆議院では、21あった常任委員会が17
に。当然ながら委員会審議の様子も変わります。各省庁に新たに誕生した副大臣が、委員会に出席して、これまで大臣と政府役人が中心であった国会答弁を分担して引き受けることになる。時には政務官も出席して野党側と渡り合うこともある。これにより、深い論議と与野党の責任が一層明らかに国民に知らされる。
21世紀に突入し世界は日進月歩で変わっていく。新しい世紀に相応し い日本の政治が求められているとき、図らずも私が、財務・金融委員会の初代委員長に内定し、次の国会から委員会の運営を任されることになり身が引き締
まる思いです。国会の変革は与党だけではできない。野党にも新しい時代を自覚していただき、抵抗や審議拒否、強行採決のない国会となるよう一生懸命努力します。