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永田町通信
（H12・03・10）
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今国会冒頭に衆議院議員定数削減法案に反対して国会審議に応じなかった野党は２月９日漸く本会議に出席した。平成12年度予算は２月29日衆議院を通過して現在参議院で審議中であり、年度内に成立することが確実となりました。これで日本経済の自立回復に大きな安心が得られることでしょう。
国会改革の目玉として党首討論（クエスチョンタイム）が２月23日に正式に行われたが鳩山民主党代表は「小渕首相になって国債が100兆円以上増発された。しかし景気回復には効果はでていない。借金は誰が返すのか」これに対して小渕首相は「経済を安定成長の軌道に乗せることが将来の財政再建につながる。マイナス成長では税収が落ち込んで財政再建もままならない。これまでの施策は効果を上げている」などと応戦していたが、首相と野党３党との討論時間が40分とは時間が短すぎる。党首討論は１回のやりとりが１分以内でテンポが早く良いところもあるが、相手の弱点や欠点ばかりを言うのではなくこれからの日本をどの方向にどのようにして導くかについて討論して欲しいものである。
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