=*=*=*=*=*=*=*=
メルマガ
=*=*=*=*=*=*=*=
20年10月30日


こんにちは!山口俊一です。夏が終わったと思えばもう晩秋間近ですね!1年とは早いもので、年末もそろそろ手の届く所となってしまいましたが、皆様は如何お過ごしですか?季節の変わり目、気温の変化にはお身体にご注意下さいね。

さて、9月24日に麻生太郎内閣が発足して1ヶ月が経ちました。その間、世界は大きく動き、誰もが予想もしなかったアメリカ発金融危機で、たちまち全世界が大恐慌の様相となってしまいました。景気が1番大切だと総裁選を戦っていた麻生総理にとっては放っておけない事態です。国民生活が困窮している以上はこの難局を切り抜けなくてはなりません。株価は一時7000円割れする緊急事態ですので、早急で適切な対応が必要であると思います。麻生総理の持論であります内需喚起は、外需が全く期待できなくなった現状から言いますと、今最も大事な政策でありますし、日本の底力をどうやって引き出すか、麻生総理の双肩に掛かっていると言えるでしょう。こんな難局ですが、幸いにして麻生総理には明確なビジョンと、強力なリーダーシップがあります。是非とも、この未曾有の危機に日本国のリーダーとして国家の舵取りを落ち着いて行って、「追加の経済対策」をしっかり実現して、日本の景気を回復基調へと導いて欲しいと思います。

私事にはなりますが、麻生総理から内閣総理大臣補佐官という重要な任務を仰せつかりました。麻生総理には総務大臣の時代の副大臣としてお仕えした事があり、地方政策では一度コンビを組んだ事があります。また、自民党内での過疎対策特別委員長等の地方政策での経験と知識を買われ、総理の目となり耳となり、地方の現状と、その対策についての意見を具申する役目を命ぜられました。これまで当選以来18年間、地方出身の国会議員として地方の意見を代弁してきました。現在に至っては、その情況たるや惨憺たるもので、地元への帰郷をする度に、その悲惨さを痛感する毎日でした。これまでの政府内では改革至上主義がまかり通り、田舎への予算配分は「ばらまき」と称され、無駄な予算として多く省かれてしまったのも事実です。そこに登場したのが麻生総理です。無役時代に地方回りを161回もこなし、地方の現状を1番理解した総理がやっと誕生したのです。私は、こんな総理が誕生しただけで感無量でしたのですが、その一翼を担わせて頂くなど責任重大で、その任の重さに私の原点である「陽の当たらない所に陽を当てる」の精神を思い出し身の引き締まる思いをしております。早速、先日「地方の元気回復懇談会」を立ち上げました。この懇談会は有識者の皆様からの意見も参考にして、どうやって地方の元気、底力を回復させるかと言うアイデアを出す懇談会でございます。総理も地方政策についてはよくご存じですが、私なりに新しくて有効な提言を総理へしっかりご進言申し上げたいと思っております。皆様も何か良いアイデアがありましたら是非教えて下さい。宜しくお願い申し上げます。

最後に、最近はよく「何とか風」が吹いております。野党は自分の都合ばかりで、国民生活を第一と称しながら、政局が第一で生活は第二になっているのではないでしょうか?追加の景気対策や、予防的な措置であります金融機能強化法等は待ったなしの法案でありますが、自民党支持の金融が入っているからなどという理由で反対したり、景気対策は本格政権下でやればいいなどと悠長な事を言って自分の都合で国政を動かそうとしております。これは誠にけしからん事で、もっと国民は怒るべきであります。政治家たるもの自分の選挙が大事なのはよく分かりますが、国民あっての政治である以上、今が選挙をするタイミングかどうかはよく分かっているはずです。本来なら、もし総理が今解散すると言っても、野党から今はそんな時期じゃないと反対するべき事では無いでしょうか?衆議院任期は来年9月でございます。その任期途中にあえて国民の信を問うことをしなければならないと総理が判断したときに解散は行われるので、野党の都合で解散するのではありません。民意を問えと野党は言いますが、世論調査でも今は選挙より景気という結果が出ています。私なりには、今は政争をする時期ではなく、与野党協力して、国民の不安を解消した後に、堂々と選挙で民意を問えばいいんじゃないでしょうか?私はそう思います。民主党はこれまで反対してきた法案も、解散と引き替えならば一転賛成したり、数日で採決を可能にする結果を出すようなフラフラした政党です。政局優先政党なのか、国民生活優先政党なのか?皆さんも今後の民主党の対応に注目して下さい。ではでは!




トップページに戻る

E-Mail:info@yamashun.jp